真っ赤に実り収穫された大粒のイチゴ=いみずいちご工房(写真部部長デスク・垣地信治)

真っ赤に実り収穫された大粒のイチゴ=いみずいちご工房(写真部部長デスク・垣地信治)

富山県 高岡・氷見・射水 特産

冬のイチゴ甘いよ 新湊

北日本新聞(2018年1月12日)

 射水市沖塚原(新湊)の「いみずいちご工房」で冬場のイチゴの収穫が最盛期を迎えている。11日の県内は大雪となったが、ハウスの中はイチゴが真っ赤に実り、春のような雰囲気が漂った。

 冬場のイチゴ栽培は気温の低い県内ではコストがかかるが、寒さの中でゆっくり育つため糖度が高くなる。同工房はハウス5棟で「紅ほっぺ」「かおり野」の2品種約8500株を栽培。スタッフが完熟した大粒の実を丁寧に収穫していた。

 農場長の石黒好美さん(61)は「完熟した甘いイチゴをぜひ味わってください」と話していた。イチゴは、JAいみず野直売所「菜っちゃん新湊店」や県内の菓子店、スーパーなどに出荷している。

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