巨大かまくらを作った職人と触れ合う園児ら

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巨大かまくらお目見え 高岡の能作広場

北日本新聞(2018年1月17日)

 秋田県横手市の「かまくら職人」が手掛けた巨大かまくらが16日、高岡市オフィスパークの鋳物メーカー・能作の社屋前広場にお目見えした。高さ約3メートル、直径約3・5メートルの円柱型で、みちのくの冬の風物詩が再現されている。23日まで展示予定。

 能作が冬のイベント「ノウサクウインターガーデン」(北日本新聞社後援)に合わせて設置。横手市のかまくらは約450年の伝統があり、本場の風情を味わってもらおうと、横手市役所を通じて職人3人を派遣してもらった。

 15日から作業を始め、16日に穴を開けて完成。崩れにくいように壁の厚さを約65センチに仕上げたほか、伝統にのっとって水神様のお札を内部に祭った。近くの保育園児が職人の案内で内部を見学し、雪に囲まれた空間を満喫した。

 作業を指揮した横手市の北嶋勝雄さん(70)は、かまくら作りで全国各地に出向いている。北陸での依頼は今回が初めてで、「富山の子どもたちの喜ぶ顔が見たい。スケールの大きさを感じてほしい」と話した。

 広場には塩谷建設(高岡市)の協力で、そりを楽しむ雪山も整備。雪遊び道具を貸し出している。広場の利用時間は午前10時~午後6時。問い合わせは能作、0766(63)0001。

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