駐日外交団による視察ツアーが17日、高岡市内で行われ、14カ国の21人が国宝瑞龍寺や鋳物メーカーなどを巡って歴史都市の魅力に触れた。
ツアーは文化や観光、産業といった地方の魅力の紹介を目的に外務省が全国の自治体と毎年開催。アルゼンチンやコロンビア、インドネシアなどの駐日大使9人をはじめ、各国の希望者が参加した。
北陸新幹線で来県し、産業観光に取り組む能作や県総合デザインセンター、清都酒造場、高岡御車山(みくるまやま)会館を訪れた。瑞龍寺では四津谷道宏住職の案内で国宝に指定されている山門や仏殿、法堂(はっとう)を見学。禅堂では希望者が座禅を体験した。
ホテルニューオータニ高岡で歓迎レセプションが開かれ、高橋正樹市長らが出席した。
一行は18日に金沢市内を回り、都内に戻る。