作品制作に打ち込む華道家の気迫に満ちた会場=金沢市のめいてつ・エムザ8階催事場

作品制作に打ち込む華道家の気迫に満ちた会場=金沢市のめいてつ・エムザ8階催事場

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北國花展後期展 96点新たに生け込み

北國新聞(2018年1月18日)

 北國新聞創刊125周年記念の第43回北國花展「伝統と現代」(北國新聞社主催、石川県いけ花文化協会協力)は後期展開幕を翌日に控えた17日、金沢市のめいてつ・エムザ8階催事場で、大作を除く96点が新たに生け込まれた。会場では、北國花展に挑む華道家の意気込みが渦となり、前期展に負けぬ熱を帯びた。
 現代自由花65点、レリーフ作5点、伝統様式花26点が新たに制作された。現代花の出品者は、制作参加者とともに、花材を天井からつるしたり、照明に試行錯誤したりと、アイデアの応酬で見せ方に知恵を絞った。伝統花の出品者は、流儀の技を重んじ、真剣な表情で作品と向き合った。
 後期展は18~21日に開かれ、入場料は700円(中学生以下無料)となる。

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