多くの人が見入ったアンコウのつるし切りの実演=21日、糸魚川市大町1の糸魚川駅日本海口前

多くの人が見入ったアンコウのつるし切りの実演=21日、糸魚川市大町1の糸魚川駅日本海口前

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糸魚川 青空の下、あんこう祭り 被災地に活気

新潟日報(2018年1月22日)

 糸魚川市で21日、恒例の「日本海・糸魚川荒波あんこう祭り」(実行委員会主催)が開かれ、県内外から約5500人が集まった。会場となった糸魚川駅日本海口前とヒスイ王国館は糸魚川大火の被災地に近く、再建が本格化する周辺にもにぎわいを呼んだ。

 青空が広がる中、会場では糸魚川市沖で取れた重さ約30キロもあるアンコウのつるし切りが実演された。あん肝や、メギスやイカが入ったままの胃袋などを解体しながら、アンコウの生態が解説され、迫力ある作業に多くの人が見入った。あんこう汁の販売にも行列ができていた。

 長野県安曇野市の主婦(72)は「長野県民は海の幸やレジャーで糸魚川にお世話になっていて、きょうも楽しませてもらった。観光で訪れることが少しでも復興の応援につながるのならうれしい」と話した。

 あんこう祭りは28日はマリンドリーム能生、2月4日は親不知ピアパークで、それぞれ開かれる。いずれも時間は午前10時~午後2時。

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