志賀高原から白馬に向かう直行便に乗り込む外国人観光客ら=山ノ内町

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白馬―志賀高原、直行バス発車 海外誘客への期待込め

信濃毎日新聞(2018年1月23日)

 アルピコ交通(松本市)と長電バス(長野市)は22日、北安曇郡白馬村と下高井郡山ノ内町を乗り継ぎなしで結ぶ初の直行便バス「白馬〜志賀高原線」の運行を始めた。志賀高原側のバス停「蓮池」で出発式が開かれ、両社の関係者ら約20人が利便性向上によるインバウンド(海外誘客)の拡大へ期待を込めた。

 直行便は白馬八方バスターミナルを起点に、温泉に漬かる猿で知られる地獄谷野猿公苑(山ノ内町)の最寄りのバス停「スノーモンキーパーク」や蓮池を結ぶ。スノーリゾートとして訪日客に人気がある両地域をバスで移動するにはこれまで両社のバスを乗り継ぐ必要があったが、直行便により時間短縮を見込む。

 出発式でアルピコ交通の三沢洋一社長は「互いの点と点を結び、県内観光活性化の一端を担いたい」とあいさつ。長電バスの湯本卓邦社長は「両方の営業拠点を結ぶ画期的なスタート。多くのお客さんに利用してほしい」と述べた。直行便は2月28日までの毎日、1日2往復する。

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