見頃を迎えているロウバイ=25日、福井県敦賀市の常宮神社

見頃を迎えているロウバイ=25日、福井県敦賀市の常宮神社

福井県 敦賀・若狭 花・紅葉

敦賀の常宮神社でロウバイが見頃 雪景色の中に鮮やか黄色

福井新聞(2018年1月26日)

 福井県敦賀市常宮の常宮神社で、ロウバイの花が見頃を迎えている。雪景色の中に浮かぶ鮮やかな黄色の花が参拝客たちの心を和ませている。

 ロウバイは中国原産で江戸初期に渡来した。ろう細工のように表面がつやつやしており、丸みを帯びているのが特徴で、周囲には甘い香りを漂わせる。同神社の宮本民雄宮司(72)が約25年前に植え世話を続けており、現在は3本ある。鳥が花をついばみ地面に落としてしまうのを防ぐために、透明の釣り糸を網状にして木を覆っている。鳥居近くの約2メートルの木には直径1センチほどの花が満開に咲いている。

 宮本宮司は「寒さの厳しい日が続き、今は花が少ない季節だが、ロウバイの黄色い花を見て心を温めてくれれば」と話している。

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