初めての「松本ナイトミュージアム」を開いた松本市美術館=昨年12月22日

初めての「松本ナイトミュージアム」を開いた松本市美術館=昨年12月22日

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夜のアート体験、大切な人と 松本の2施設で2月14日

信濃毎日新聞(2018年1月30日)

 バレンタインデーの2月14日、松本市の市美術館と日本浮世絵博物館を夜間に開館する「松本ナイトミュージアム」が開かれる。普段は午後5時までの開館時間を9時まで延長し、両施設と松本バスターミナルをシャトルバスでつなぐ。テーマは「大切な人と一緒にアートで心を温めよう」。両施設では午後6時と7時半の2回、「恋愛」に関するトークイベントを行う。浮世絵制作の仕組みを体験できるコーナーも用意する。

 ナイトミュージアムは、地方にある文化施設の誘客効果を検証する文化庁の事業で、市や森ビル(東京)などでつくる実行委員会が主催する。

 両施設では昨年12月に初めて開催。夜のアート体験や市内巡りを楽しんでもらう仕掛けで、家族連れなど約200人が訪れた。来館者へのアンケートでは、市美術館を知らなかったり来たことがなかったりした人が約2割、浮世絵博物館の場合は約7割いた。

 参加料は1人千円(中学生以下無料)。来場者を増やそうと、ペアチケット(高校生以上)も千円に設定した。

 市街地の飲食店や菓子店などでチケットを見せると割引サービスが受けられるほか、浮世絵博物館では、松本ブルワリー(松本市)が、クラフトビールなどのアルコールを含むドリンクを有料で提供する予定だ。

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