立山黒部アルペンルートの除雪作業が30日、立山町芦峅寺の藤橋(475メートル)で始まった。4月15日の全線開通を目指し、室堂(2450メートル)までの総延長31・3キロを2カ月余りかけて除雪する。
30日は雪がちらつく中、国内最大級となる600馬力のエンジンを持つロータリー車2台が約300メートルを除雪した。
立山有料道路管理事務所によると、30日時点で、藤橋の積雪は昨年同期より40センチ多い約2メートルで、室堂は2メートル多い約8メートル。
美女平-弥陀ヶ原間の部分開通は4月10日、桂台-美女平間の立山有料道路は同29日に開通する予定。