南砺、氷見両市の地域文化や食品を発信する「里山・里海ナイトinさいたま」がさいたま市の大宮ラフォーレ清水園で開かれ、県内への誘客を目指して魅力を発信した。
北陸新幹線などの大宮駅を持つ交通結節点、さいたま市と結ばれている自治体による東日本連携の一環で開催。さいたま市民や南砺、氷見両市の観光関係者ら約120人が参加した。
南砺市はユネスコ無形文化遺産の城端曳山祭やこきりこ、井波彫刻などを紹介。かぶらずしやドジョウのかば焼きなどを提供した。氷見市は富山湾越しに立山連峰を見られる美しい景色や寒ブリをアピールした。
田中幹夫南砺市長、林正之氷見市長が「旅行創生」をテーマにトークセッションを行った。南砺は世界遺産の合掌造り集落があり、アニメ制作に力を注いでいると紹介。氷見には市出身の漫画家、藤子不二雄(A)さんの複製原画などを展示している潮風ギャラリーや温泉宿があることをPRした。