南砺市上平地域のライトアップイベント「四季の五箇山 雪あかり」が3日、世界文化遺産の菅沼合掌造り集落一帯で始まり、観光客が光に包まれた山里の冬景色と五箇山民謡の共演を楽しんだ。4日まで。
地元有志でつくる実行委員会(西敬一委員長)が企画。同集落と、近くの青少年旅行村合掌の里の合掌家屋計21棟をライトで照らした。集落の雪上特設舞台では、越中五箇山民謡保存会の踊り手が「といちんさ」と「こきりこ」を披露し、幻想的な雰囲気に花を添えた。
集落と合掌の里を結ぶ歩行者用トンネルには、四季をイメージした発光ダイオード(LED)の電飾が付けられ、観光客が色とりどりの光を楽しんだ。
4日も日没から午後8時までライトアップし、民謡は同5時45分からと同7時からの2回披露される。