約千体の人形とハート形にぼんぼりが並ぶ30段のひな飾り=須坂市の世界の民俗人形博物館

約千体の人形とハート形にぼんぼりが並ぶ30段のひな飾り=須坂市の世界の民俗人形博物館

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華やぐひな人形30段飾り 須坂で「祭り」始まる

信濃毎日新聞(2018年2月10日)

 須坂市野辺の須坂アートパークで9日、恒例の「三十段飾り千体の雛(ひな)祭り」が始まった。パーク内にある世界の民俗人形博物館、須坂版画美術館、歴史的建物園の3施設に、県内外から寄贈されたひな人形計約6千体が飾られている。

 メインはぼんぼりをハート形に並べた同博物館の30段飾り。高さ約6メートルのひな壇に約千体のひな人形がずらりと並び、華やいだ雰囲気だ。茨城県つくば市の松本絵里佳さん(29)は、2歳の長男、6カ月の長女、県内に住む母親と来館。「家では見られない大きなひな飾りを、子どもたちに見せたかった」と話した。

 展示に合わせ、日本郵便信越支社(長野市)は9日、ひな人形をデザインにした「信州須坂おひなめぐりフレーム切手」を発売。同博物館と北信地方の郵便局で、デザインの異なる82円切手10枚組みを1300円で購入できる。

 世界の民俗人形博物館は4月15日まで、須坂版画美術館と歴史的建物園は5月6日まで展示。期間中無休。博物館と美術館の共通入館券500円(中学生以下無料)。建物園は無料。問い合わせは世界の民俗人形博物館(電話026・245・2340)へ。

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