5産地のカキを食べ比べる審査員=入善町役場

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深層水カキ味わって 入善、来月4日かき祭り

北日本新聞(2018年2月10日)

 旬のカキを味わえる「入善深層水かき祭り-冬の陣-」が3月4日、入善町下飯野の入善海洋深層水パークで開かれる。当日に売り出すカキを選ぶための品評会が9日、町役場で行われ、関係者が全国5産地を食べ比べた結果、兵庫県室津産に決まった。

 海洋深層水かきセンター(入善町下飯野)が1月に出荷したカキの個数に基づき産地別にランキング。笹島春人町長、飲食店のスタッフでつくる牡蠣(かき)ガール、宿泊施設の従業員による街泊おもてなシスターズらが審査員を務め、上位の五つを順番に食べていった。それぞれ最もおいしいと感じたものを挙げ、室津産の得票が多かった。

 祭りでは総延長40メートル以上の炭火焼きコーナーを用意。アワビやズワイガニの特売があり、入善牡蠣ラーメンやイワナ・ヤマメの串焼きといった多彩な味覚を楽しめる。午前10時~午後3時。町や入善漁業協同組合、同センターなどでつくる実行委員会主催。

 実行委は先着400枚の前売り券を販売する。当日は千円でカキ7個、前売り券を買うと千円で10個となる。9日からレストラン「入善 牡蠣ノ星」と入善観光案内所で扱っている。また、駐車場が不足し周辺道路で路上駐車が目立っていた状況を改善しようと、あいの風とやま鉄道西入善駅と園家山キャンプ場、会場を結ぶシャトルバスを運行する。午前9時~午後3時。

 祭り関連企画として、同レストランで増量サービスを行う「かき感謝祭」が3月3~25日にある。町内5カ所のホテル・旅館の宿泊客にカキ5個の引換券を贈る「街泊にゅうぜん~牡蠣グルメ旅行キャンペーン~」も同2~24日に実施し、先着予約150人を対象とする。引換券はかき祭りと感謝祭の両方で使える。

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