会場では、「うなぎのまち岡谷の会」の会員が炭火でうなぎを焼いた

会場では、「うなぎのまち岡谷の会」の会員が炭火でうなぎを焼いた

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脂乗った冬のうなぎPR 岡谷の料理店が「祭り」

信濃毎日新聞(2018年2月11日)

 岡谷市内のうなぎ料理店などでつくる「うなぎのまち岡谷の会」は10日、脂の乗った冬のうなぎをPRする「寒の土用うなぎ祭り」を市民総合体育館で開いた。1個800円で人気の「ミニうな丼」を求め、午前10時の開場前から大勢が並んだ。千食分の整理券は約1時間で配り終えた。

 ごはんにのせるうなぎの一部は、体育館外に設置したテントで、炭火を使って焼き上げた。食欲をそそる匂いが漂い、足を止める人もいた。

 県外の漁業組合や養殖業者も参加した。愛知県田原市のうなぎ問屋専務、竹内平太さん(45)は、ニホンウナギの稚魚の不漁もあって「仕入れ価格が昨年の1・5倍になった」とし、「稚魚確保や養殖の苦労も知ってほしい。おいしいうなぎがいつまでも食べられるよう、みんなで考えましょう」と話していた。

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