下伊那のクルミなどを使ったチョコレート

下伊那のクルミなどを使ったチョコレート

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鈴ケ沢南蛮・シソ漬け...チョコ6粒 阿南の菓子工房、下伊那産で

信濃毎日新聞(2018年2月14日)

 下伊那郡阿南町富草の菓子工房「ぱてぃすり草かんむり」が、下伊那郡産の食材を使ったチョコレートの販売を始めた。2013年から構えた工房で作っており、今年は2種類の新作を含め地元産のクルミや県の「信州の伝統野菜」に選定されている鈴ケ沢南蛮などを使った6種類を用意。多彩な味を通じて地域を表現している。

 新作は、町内の女性が作ったシソ漬けを使用した「Kinuko」と、和の香りをハーブやスパイスで表現した「Shigeko」。このほか、木の香りが特徴的なカカオを使った「SATOYAMA」は、氷の模様をあしらって降雪が多い今冬を表したという。

 13日は町内の県立阿南病院で、レシピづくりを担当する朝生(あそう)つぐみさんとパティシエの高橋義明さんが販売し、訪れた人が贈り物などとして買い求めていた。朝生さんは「自分が感じてきた土地の豊かさや面白さを伝えたい。チョコをもらったり贈ったりすることで、会話が弾んだらうれしい」と話していた。

 1個200円(税込み)。6個の箱入りは1500円(同)。3月14日までの販売で、発送も行う。注文、問い合わせは、工房の会員制交流サイト「フェイスブック」またはファクス(0260・22・4510)へ。

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