完成した絵本を眺める道下会長=白山市尾口公民館

完成した絵本を眺める道下会長=白山市尾口公民館

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尾口のでくまわしの絵本制作

北國新聞(2018年2月15日)

 白山市内外の有志でつくる団体「リトル・モウ」と、東二口文弥(ひがしふたくちぶんや)人形浄瑠璃保存会(同市)は、国重要無形民俗文化財「尾口のでくまわし」の演目「大職(たいしょく)冠(かん)」を現代語訳した絵本を制作した。
 でくまわしは文弥節による人形浄瑠璃で、旧尾口村の東二口と深瀬に350年以上前から伝承される。リトル・モウと保存会は昨年度から東二口で上演される、全5演目の絵本のシリーズ化を進めており、今作が2作目となる。市内の小中学校、図書館、公民館に配布する。
 絵本では、唐の皇帝から藤原氏に贈られる宝玉を巡る物語が柔らかなタッチと豊かな色彩で表現されている。リトル・モウの関沢正美代表は「でくまわしの公演を見るきっかけになってほしい」と願い、保存会の道下甚一会長は「絵本を活用して伝統を次の世代につなげたい」と話した。

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