スタジアムの除雪ボランティアに参加したアルビレックス新潟のサポーターら=18日、新潟市中央区のデンカビッグスワンスタジアム

スタジアムの除雪ボランティアに参加したアルビレックス新潟のサポーターら=18日、新潟市中央区のデンカビッグスワンスタジアム

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アルビサポーターら 選手のために雪と格闘 ビッグスワン

新潟日報(2018年2月19日)

 サッカーJ2アルビレックス新潟の本拠地である新潟市中央区のデンカビッグスワンスタジアムで18日、サポーターらが初めて雪かきボランティアをした。3月のホーム開幕戦に向け、約550人が「選手のために」とスコップを握り、ピッチやスタジアム周辺を覆う圧雪と戦った。

 今冬の大雪でスタジアムは50センチ以上の雪に覆われた。天然芝のピッチの除雪は機械だけでなく人の手で作業する必要があり、クラブが「人海戦術」への協力を初めて呼び掛けた。

 スコップやスノーダンプを持ち寄ったサポーターらは、連日の冷え込みでかちかちに固まった雪と格闘。「重い」「きつい」と声を上げながらも、汗を拭き拭き雪を掘り、スタジアムの外へと運び出していた。

 家族4人で雪かきをした新潟市西蒲区の看護師、女性(40)は「J1に昇格してほしいが、まずは選手みんなが満足いく試合ができることが大事。サポーターとして協力したい」と選手にエールを送った。

 アルビレックス新潟は2月25日のJ2開幕戦で、讃岐とアウェーで対戦。3月3日のホーム開幕戦では松本と対決する。

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