アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の舞台のモデルとなった上市町浅生(あそ)の古民家「花の家」を管理・運営するNPO法人「おおかみこどもの花の家」は、同町柿沢の「城山の湧水」を使った炭酸水「おおかみ炭酸水」を作った。
NPOはこれまで、「花の家」の来場者向けに下敷きやマグカップを販売し、古民家の維持・管理費に充ててきた。今回は町の土産品として通用するものを作ろうと企画し、収益は全額、維持・管理に役立てる。
炭酸水は350ミリリットル入りで、「花の家」や富山地方鉄道上市駅内の観光案内所などで販売する。NPOの副理事長、川端英徳さん(52)=広島県=は「上市町の土産品の一つになればうれしい」と話している。問い合わせは町観光協会、電話076(472)1515。