入善町の冬の一大イベント「第18回入善ラーメンまつり」は24日、同町のうるおい館前特設会場を中心に始まり、全国各地の28店舗がブースを構えた。25日まで。
東京をはじめ北海道や関西圏の有名店が並び、こくの深いみそ味や魚介類のだしが利いた自慢の一品を用意した。入善沖の海洋深層水で仕込んだカキを使った牡蠣(かき)ラーメン、JAみな穂青壮年部による手打ちそばも販売された。
来場者はお目当てのものを求めて列を作った。時折、雨脚が強くなる中、飲食テントで味わい体を温めていた。
入善町商工会(扇原紀昭会長)が毎年主催している。今年は初出店が多いこともあり、同会青年部員でつくる実行委員会(永井優委員長)は初めて各店舗の特徴を紹介したパンフレットを作製した。
同時開催している第3回全国絶品スイーツ祭では女子高生やカップルが洋菓子や団子を買い求めていた。
25日は午前9時半~午後3時半。午後2時から沖縄出身のお笑いコンビ・スリムクラブのステージを繰り広げる。あいの風とやま鉄道滑川~石動各駅から入善駅までの往復運賃は同日に限り千円となる。北日本新聞社共催。