ゲレンデで幻想的な「たいまつ滑走」を楽しむ人たち

ゲレンデで幻想的な「たいまつ滑走」を楽しむ人たち

長野県 伊那路 祭り・催し

雪面照らすたいまつ滑走 伊那のスキー場で催し

信濃毎日新聞(2018年2月25日)

 伊那市西春近のスキー場「中央道伊那スキーリゾート」で24日、雪上イベントを楽しむ「2018スノーフェスin伊那」があった。伊那、駒ケ根、飯田の3商工会議所の青年部が初めて開催。県内外から訪れた客が楽しんだ。

 伊那谷の冬の観光資源をPRしようと企画。ゲレンデ上の合コン、かき氷の早食い競争、クイズなどを行った。来場者の移住・定住につなげようと、地域の企業情報をまとめた冊子も配った。

 日没後は、伊那商議所の青年部員が火を付けたたいまつを手にスキーで次々に滑り降りてくる「たいまつ滑走」を実施。たいまつの明かりがゲレンデに浮かび上がる幻想的な光景に、客からは「きれい」と歓声が上がった。

 最後は打ち上げ花火で締めくくり、携帯電話で撮影する人も目立った。伊那商議所青年部長の平沢正貴さん(44)は「地元の人と県外の皆さんの双方に冬を楽しんでほしかった。反響があれば来年以降も続けたい」と話していた。

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