伊那市西春近のスキー場「中央道伊那スキーリゾート」で24日、雪上イベントを楽しむ「2018スノーフェスin伊那」があった。伊那、駒ケ根、飯田の3商工会議所の青年部が初めて開催。県内外から訪れた客が楽しんだ。
伊那谷の冬の観光資源をPRしようと企画。ゲレンデ上の合コン、かき氷の早食い競争、クイズなどを行った。来場者の移住・定住につなげようと、地域の企業情報をまとめた冊子も配った。
日没後は、伊那商議所の青年部員が火を付けたたいまつを手にスキーで次々に滑り降りてくる「たいまつ滑走」を実施。たいまつの明かりがゲレンデに浮かび上がる幻想的な光景に、客からは「きれい」と歓声が上がった。
最後は打ち上げ花火で締めくくり、携帯電話で撮影する人も目立った。伊那商議所青年部長の平沢正貴さん(44)は「地元の人と県外の皆さんの双方に冬を楽しんでほしかった。反響があれば来年以降も続けたい」と話していた。