色とりどりの浮世絵が並ぶ「絵紙で彩る小千谷のひいな祭り」=小千谷市平成2の照専寺

色とりどりの浮世絵が並ぶ「絵紙で彩る小千谷のひいな祭り」=小千谷市平成2の照専寺

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浮世絵鮮やか江戸の風情 小千谷でひいな祭り

新潟日報(2018年2月27日)

 絵紙(えがみ)と呼ばれる浮世絵を飾り、ひな祭りを祝うイベント「絵紙で彩る小千谷のひいな祭り」が小千谷市で開かれている。平成商店街やJR小千谷駅前の店舗など計38カ所に、計約2500枚の浮世絵が展示されている。

 小千谷絵紙保存会が主催し、13回目。江戸時代から明治にかけ織物商人が江戸土産として持ち帰ったとされる浮世絵を、ひな祭りの時季に飾る小千谷のかつての風習を再現している。

 メイン会場の照専寺(平成2)の和順会館には、古今雛(びな)などの周囲に、相撲絵や武者絵、役者絵など約700枚の浮世絵が並んでいる。

 観光で訪れた川崎市の無職女性(75)は「浮世絵は着物の柄や表情を細かく描写しているのが魅力。写真を撮って友達に見せたい」と話した。

 3月4日まで。問い合わせは横山表具店、0258(82)2509。

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