千曲商工会議所が作ったアンズを使った商品のブランド「杏都」を紹介する冊子

千曲商工会議所が作ったアンズを使った商品のブランド「杏都」を紹介する冊子

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千曲特産アンズブランド「杏都」 45品を写真で紹介

信濃毎日新聞(2018年3月1日)

 千曲商工会議所(千曲市)は、特産のアンズを使った商品のブランド「杏都(きょうと)」の全45品をまとめた冊子を初めて作った。お菓子やパン、カクテルといった品々を写真付きで紹介。担当した経営指導員の田中憲さん(37)は「冊子を手にいろんな店を回ってみてほしい」と話している。

 同商議所は2009年度に、アンズを使った商品を広めようとブランド杏都を立ち上げ、飲食店などに開発を呼び掛けてきた。商品は定番のシロップ漬けやプリン、マカロンといったお菓子に加え、「杏(あんず)姫」「アプリコット〓ラブ」といった名前のカクテルにも拡大。「豊富なラインアップを『食べ歩き』につなげたい」と、全ての商品を冊子に載せた。

 大きめの写真で商品を見せ、どのページも食欲をそそる。食べ物以外ではアンズの幹や枝を原料にした「杏染め」「千曲染め」を紹介、黄や赤茶などさまざまな色合いのハンカチやスカーフが目を引く。巻末に各商品を取り扱う店舗を載せ、棚田が一望できるJR姨捨駅などの観光名所が分かる地図を付けた。

 A5判32ページ。7千部を作り、商品を扱う市内22施設や信州千曲観光局に配布。4月1〜15日に開かれる「あんずまつり」の来場者にも配る。市外を含め「希望する店舗があれば配りたい」としている。問い合わせは千曲商工会議所(電話026・272・3223)へ。

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