スポーツ雪合戦の日本一を決める「第5回日本雪合戦選手権大会」が3日、北安曇郡白馬村の白馬ジャンプ競技場で2日間の日程で始まった。長野県を含む15都府県代表の計43チームが参加。雪球を投げて相手に当てたり、当たらないように壁に身を隠したりと熱戦が続いた。
雪合戦は1チーム7人で、雪球を当てられた人は退場する。敵陣の旗を奪うか、最後に残った選手の多いチームの勝ち。出場3回目の「Lady BABA」(佐久市)は、夏も体育館でテニスボールや段ボールの壁を使って練習しているという。代表の相米友紀さん(46)は「連係や作戦といったチームプレーが鍵になる奥深さが魅力」と話していた。
主催の日本雪合戦連盟(長野市)によると、雪合戦は欧州や北米にも広まっている。高橋敏樹事務局長(50)は、「来年は白馬で世界大会を開き、いつかは五輪競技にしたい」と話していた。北海道でも毎年、国際大会が開かれている。