信州千曲観光局が企画した旅行商品の一つ「みそまる作り」

信州千曲観光局が企画した旅行商品の一つ「みそまる作り」

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「着地型旅行商品」を初企画 千曲市の観光局

信濃毎日新聞(2018年3月13日)

 千曲市の信州千曲観光局は、観光客に市内への滞在を促す「着地型旅行商品」を初めて企画した。観光客が空いた時間に気軽に参加できるよう1〜3時間でできる内容で価格も抑えた。郷土料理「やしょうま」作り体験や「あんずの里」でアンズの花を見ながらのウオーキングなど7コースを4月から展開する。

 県内外から観光客を呼び込み、滞在時間を少しでも延ばす狙い。旅行商品の内容は、観光局に勤める地域おこし協力隊が中心となり、2017年夏から冬にかけて5回開いたワークショップ(WS、参加型講座)で検討した。市内のホテルや飲食店の関係者らが、地域の魅力を基にした体験型プログラムを考えた。

 8日にはコースの一つ「みそまる作り」を報道関係者に公開した。お湯を注ぐとみそ汁になる「みそまる」を手作りする内容で、みそなどを製造・販売する高村商店(羽尾)で、市産大豆などで造ったみそを手のひらで丸め、花模様のお麩(ふ)などを飾り付けた。

 地域おこし協力隊の堀内由貴さん(26)は「(お店の)気さくなおもてなしを受けられるし、SNS(会員制交流サイト)映えする写真も撮れる」とPRしている。

 価格は1200〜8600円。旅行商品の問い合わせは信州千曲観光局(電話026・261・0300)へ。

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