4月の立山黒部アルペンルート営業再開に向け、高原バス道路の除雪が急ピッチで進んでいる。快晴となった13日、カーブが続く七曲(ななまがり)(標高1680メートル)の雪原では、曲線がくっきりと刻まれていた。
除雪区間は美女平(977メートル)-室堂(2450メートル)の約23キロ。現在、途中の追分(1840)まで2車線分、天狗平(2300メートル)までは1車線分の作業が進んでいる。
今年の県内は大雪に見舞われたが、同ルートの積雪量は七曲付近が5~6メートルと昨年並みで、作業は順調という。立山黒部アルペンルートは4月10日に立山駅-弥陀ケ原で部分開通し、同15日に全線開通する。