人気キャラクターのドラえもんをモチーフに、現代アートをリードする28組30人の作家が制作した独創的作品を集めた「THE ドラえもん展 TAKAOKA 2018」は16日、高岡市美術館で開幕した。5月6日まで。
同展は昨年11月~今年1月に東京で開催され、作者の漫画家、故藤子・F・不二雄さんの出身地である高岡が地方巡回展の第1弾となった。「あなたのドラえもんをつくってください」との依頼に応じ、梅佳代さん(写真家)、奈良美智さん(美術家)、西尾康之さん(同)、蜷川実花さん(写真家、映画監督)らがそれぞれの視点で制作した。
ドラえもんとのデートを表現した写真、プロジェクションマッピングを投影した高さ約1・8メートルのドラえもんの彫刻など、写真や平面、立体、映像など現代アートを駆使した多彩な作品に来場者が見入っていた。実行委員会主催、北日本新聞社後援。