駒ケ根市赤穂の中央道駒ケ岳サービスエリアに17日、「駒ケ岳スマートインターチェンジ(IC)」が開通した。県内の中央道では昨年9月に開通した伊那市の小黒川スマートICに続き2番目で、県内の高速道では6番目。上り線入り口近くで開かれた式典には市や県、国土交通省の関係者ら計約70人が参加し、テープカットをするなどして開通を祝った。
駒ケ岳スマートICは、自動料金収受システム(ETC)専用で、長さ12メートル以下の全車両に対応。24時間利用できる。駒ケ根ICから南に3・3キロ、松川ICから北に12・1キロの位置にあり、総事業費は料金徴収施設や連結道路の工事費を合わせて約15億4千万円。
駒ケ根市の杉本幸治市長は式典で「市内によりアクセスしやすくなることで、観光の振興や企業の進出につながる。開通を契機に、より一層の地域発展に取り組んでいきたい」と述べた。