大町市の観光PRを担う大町レディースの認定式が19日、市内で開かれた。第23代に大町温泉郷の黒部観光ホテルに勤める有賀優里菜さん(28)=大町市平=が就任。山梨県出身の有賀さんは「大町に住んで一番の魅力と感じている人の温かさやつながりをPRしたい」と意気込みを話した。
有賀さんは同県内の専門学校を卒業後、長野市内で歯科助手として働いた。その後、「生き生きと働いている母親と同じホテルの仕事に携わりたい」と2016年4月、黒部観光ホテルに転職。お酒が好きといい、「大町のお酒、食べ物のおいしさも伝えていきたい」と笑顔で話した。
任期は2年間。4月11日夜に大町市内で開かれる囲碁の第56期十段戦第3局の歓迎レセプションが初仕事になる。有賀さんと1年間、一緒に大町レディースを務める第22代の太田芽衣さん(22)=大町市大町=は「先輩として有賀さんを引っ張って頑張りたい」と話していた。