観光客が眺める中、網にかかり青白い光を放つホタルイカ=24日午前4時15分ごろ、滑川沖(写真部次長・盛田淳)

観光客が眺める中、網にかかり青白い光を放つホタルイカ=24日午前4時15分ごろ、滑川沖(写真部次長・盛田淳)

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ほたるいか海上観光ようやく初日 滑川沖、幻想的な光に歓声

北日本新聞(2018年3月25日)

 富山湾の春の風物詩、ホタルイカ漁を見学する「ほたるいか海上観光」が24日未明、滑川沖で行われた。営業初日の21日からしけの影響で3日連続の欠航となったため、ようやく初日を迎えた。定置網に掛かったホタルイカの光が観光客を楽しませた。営業は5月6日まで。4月29日までは8年ぶりに2隻体制を取る。

 24日午前3時すぎ、国内外からの参加者76人を乗せた観光船2隻が漁船に続いて滑川漁港を出発した。沖合約1・5キロの漁場で漁師が網を引くと、暗闇に青白い光が浮かび上がり、船上から歓声が上がった。漁師はたも網ですくったホタルイカを空中に放るパフォーマンスも見せた。

 家族と訪れた大阪府豊中市の会社員、中川由紀子さん(41)は「欠航が続いていたと聞いたので船に乗れてとてもラッキーだった。幻想的な光を楽しめた」と話した。

 予約は週末や大型連休は埋まっており、平日は空きがある。料金は大人5千円、小中学生3千円。申し込みは電話076(475)0100。

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