柏崎市西山町大崎の「大崎雪割草の里」で雪割草が見頃を迎え、紫や白の愛らしい花が訪れた人々を楽しませている。
雪割草の里は地元住民らでつくる「大崎雪割草保存会」が草刈りや歩道の整備などを行い管理している。約2・5ヘクタールの里山に、オオミスミソウなど約30万株が群生している。
24、25の両日には雪割草まつりが開かれ、保存会が育成した雪割草の販売会が開かれた。訪れた人々はしゃがんでじっくり花を眺めたり、写真を撮ったりして、暖かな春の訪れをかみしめていた。また、地元で捕れたアオサを使ったみそ汁も振る舞われた。
保存会の阿部孝一会長は「ことしの冬は雪が多く大変だったと思うが、雪割草を見て、春が来た喜びを味わってほしい」とPRしている。
4月6日まで開園。午前9時から午後4時半まで。整備協力費300円。問い合わせは同保存会、0257(47)4056。