咲き始めた松川べりのソメイヨシノを楽しむ家族=富山市新総曲輪

咲き始めた松川べりのソメイヨシノを楽しむ家族=富山市新総曲輪

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県内で桜開花宣言 史上2番目の早さ

北日本新聞(2018年3月28日)

 富山地方気象台は27日、桜(ソメイヨシノ)の開花を宣言した。平年並みだった昨年より9日早く、1953年の統計開始以降では2002年の3月26日に次ぐ2番目の早さだった。

 27日の県内は高気圧に覆われ、最高気温は富山21.4度、高岡(伏木)18.1度など、各地で4月下旬から5月中旬並みの暖かさとなった。富山市の桜の名所、松川べりでは桜のつぼみがピンクに色づき、陽気に誘われるようにちらほらと咲き始めた。

 京都府宇治市から家族4人で観光に訪れていた足立幸伸さん(45)は「地元はシダレザクラが多く、ソメイヨシノの花は新鮮に感じる。開花した日に見られるなんて幸運です」と話した。

 同気象台によると、28日も引き続き晴れ、最高気温はともに6月上旬並みの富山24度、高岡23度を予想している。

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