中央アルプスを見渡す上伊那郡中川村の大草城址(じょうし)公園で31日、恒例の「咲(さ)く楽(ら)市」が始まった。公園内には8種類、約300本の桜があり、シダレザクラやエドヒガンなどが見頃を迎える中、地元産のリンゴやイチゴ、アップルパイ、うどんなどを販売している。
地元有志でつくる実行委主催で13回目。実行委員長の富永朝和さん(80)らによると、地域住民が公園に桜を植えたのは約50年前で、長く楽しめたらいいと咲く時期が異なる8種類を植えたという。今後、ソメイヨシノやベニシダレ、八重桜の関山(かんざん)などが順に咲き始める。
4月20日まで。1〜21日は午後6〜9時に桜をライトアップする。