雪解け間もない雑木林で、フクジュソウなどが咲き誇る雪国植物園=3月31日、長岡市

雪解け間もない雑木林で、フクジュソウなどが咲き誇る雪国植物園=3月31日、長岡市

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春の妖精かれんに 山野草が一斉に開花 長岡・雪国植物園

新潟日報(2018年4月2日)

 長岡市宮本町3の雪国植物園で、フクジュソウなど「春の妖精」と呼ばれる山野草が見頃を迎えた。3月31日は暖かい日差しに誘われ、たくさんの家族連れらが散策を楽しんでいた。

 同園は3月17日に今季の営業を開始。ことしは雪解けが遅く、春一番の花は例年より10日ほど遅れて一斉に開花したという。入園口から少し上った雑木林では、真っ黄色のフクジュソウが枯れ葉の間で輝くように群れ咲いていた。

 約35ヘクタールの広大な園内ではそこかしこに色とりどりの雪割草、ピンクのカタクリなど20種類ほどが咲き誇る。来園者の中には、歓声を上げながらスマホを向けて写真に収める姿も。

 横浜市から訪れたという主婦(67)は「帰省のついでに初めて来てみた。お花が最高の時期に巡り合いました」とうれしそうに話した。

 早春の花の見頃は4月中旬まで。問い合わせは、雪国植物園、0258(46)0030。

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