1日からキャンペーンを始めた庄川遊覧船

1日からキャンペーンを始めた庄川遊覧船

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短時間乗船は割引 庄川遊覧船、6月末までキャンペーン

北日本新聞(2018年4月2日)

 庄川遊覧船(砺波市庄川町小牧)は1日、6月末まで土日、祝日限定の「井波・庄川クルーズシャトル」キャンペーンを始めた。加越能バスがJR城端駅前と井波、庄川峡を結ぶシャトル便を実証運行したのに伴い、このバスの利用者はショートクルーズ(短時間遊覧)の乗船料を割り引く。短時間遊覧の外国人利用者は2年連続で1万人を超え、一層の集客を期待している。

 加越能バスは1日から実証運行を開始した。土日、祝日に運行し、城端-井波間は1日3往復、井波-小牧堰堤(えんてい)間は1日2往復する。庄川遊覧船の出航時間に合わせたダイヤに設定した。期間は来年3月末まで。

 初日は県内の家族連れらが利用した。キャンペーン期間中、乗船料は大人(中学生以上)が千円を500円、子ども(小学生)は500円を無料とし、庄川峡の冬景色を撮影したポストカードも贈る。

 庄川遊覧船は外国人旅行者の誘客に力を入れ、年々利用者が増加。2017年度に短時間遊覧を利用した外国人観光客は過去最多の1万918人で、2年連続で1万人を超えた。台湾が8割を占め、香港など温暖な地域からの観光客が多く、庄川峡の美しい雪景色が人気を集めている。

 高(たか)桑(くわ)正賢支配人は「シャトル便運行で個人客の利便性も高まる。さらに誘客に力を入れたい」と話している。

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