本番で使う軍配と優勝者に贈る八幡幣を手に、イベントをPRする関係者=射水神社

本番で使う軍配と優勝者に贈る八幡幣を手に、イベントをPRする関係者=射水神社

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赤ちゃん対面 泣き笑い相撲 7月に高岡・射水神社

北日本新聞(2018年4月6日)

 赤ちゃん2人が土俵上で対面し泣き声や笑顔を競う「越中泣き笑い相撲」が7月7日、高岡市の古城公園相撲場で初めて行われる。子どもの健やかな成長を願い、射水神社(同市古城)が市相撲連盟の協力を得て開催。4月7日から、電話で参加予約を受け付ける。

 「泣き相撲」は福井県護国神社や北野天満宮(京都)など全国各地の神社で開かれており、300年以上の伝統がある。県内では高岡市伏木地区の伏木場所大相撲で行われている。今回は泣き声だけでなく、笑顔も含め、元気の良さを競う。

 6カ月~1歳半の赤ちゃんが対象。当日は西陣織の色鮮やかな化粧まわしを着け、力士に抱きかかえられて土俵に上がる。「天下泰平」と書かれたケヤキ製の軍配を持った行司が勝敗を判定。優勝者には勝利の証しとして、八幡幣(はちまんべい)が贈られる。

 会場に親子で記念撮影できるスペースも用意される。射水神社の担当者は「多くの赤ちゃんに参加してもらいたい。家族にとって特別な一日になればうれしい」とPRしている。

 参加料は初穂料などを含め1人5千円で、先着80人。参加者にはお守りや、越中和紙に押した記念手形をプレゼントする。参加予約や問い合わせは同神社、電話0766(22)3104。北日本新聞社後援。

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