信州東御市振興公社が新商品として発売する地ビール「雷電カンヌキIPA」

信州東御市振興公社が新商品として発売する地ビール「雷電カンヌキIPA」

長野県 上田・小諸

隈取り雷電、地ビールに 東御の春巡業で先行販売へ

信濃毎日新聞(2018年4月7日)

 東御市の信州東御市振興公社は17日、地ビールの新商品「雷電カンヌキIPA(インディア・ペール・エール)」を発売する。地元の旧大石村(滋野乙)出身の力士、雷電為右衛門(ためえもん)(1767〜1825年)にちなんだ商品。信濃毎日新聞社が11日に東御中央公園第1体育館で開く春巡業「大相撲雷電場所」に合わせて、会場で先行販売する。

 振興公社によると、かんきつ系の香りや、柔らかな苦味が特徴。一般的に香りや苦味が強いとされるビールの種類「IPA」としては飲みやすく、日本人好みに仕上げた。「カンヌキ」は、江戸時代に活躍した雷電が豪腕ゆえに禁じ手にされたといわれる相撲の技「閂(かんぬき)」が由来だ。

 公社は既に、雷電の名前を使った地ビール「ビエール・ド・雷電」シリーズを展開。香りや味に変化を付けて年間5種類のビールをそれぞれ季節限定で販売している。一方、雷電カンヌキIPAは年間通して味を変えず、定番商品として売り出していく。

 ターゲット層とする20〜40代に手に取ってもらえるように、缶は「アバンギャルド(前衛的)なデザイン」を意識。雷電の顔には、歌舞伎役者の化粧「隈(くま)取り」をあしらった。担当者は「新商品を通じて東御をPRできればいい」と話している。

 350ミリリットル入り1缶299円(税抜き)。会場ではコップ1杯(約450ミリリットル)500円で販売する予定。

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