春の山野草が見ごろを迎えている普済寺=5日、村上市

春の山野草が見ごろを迎えている普済寺=5日、村上市

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村上・普済寺 春到来花も喜ぶ 山野草咲き誇る

新潟日報(2018年4月9日)

 村上市大場沢の古刹・普済寺で、庭や参道などに自生する春の山野草が見ごろを迎えた。

 寺の庭は角一覚隆(かくいち・かくりゅう)住職(71)らが約35年かけて荒れ地から回遊式庭園に整備し、山野草が自生するようになった。「今年は雪が多かっただけに春の喜びが大きい」と話す。

 紫の花のショウジョウバカマ、カタクリが斜面で咲くほか、葉に隠れるように白い花をつり下げるコシノコバイモも顔をのぞかせる。5日に訪れた新潟市中央区の夫妻は「山に行かなければ見られないような山野草が咲いていて、きれいですね」とスマートフォンやカメラで撮影を楽しんだ。

 山野草の見ごろは来週いっぱい。11月まで庭園を公開しているほか、ゴールデンウイーク中は会席や茶席、雑貨販売なども行う。

 問い合わせは普済寺、0254(72)1974。

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