立山黒部アルペンルートの「関電トンネルトロリーバス」が、来年春から電気バスに切り替わることを受け、関西電力は15日から「トロバスラストイヤーキャンペーン」を行う。ラッピング車両の運行や記念乗車券の発売など各種イベントを実施し、最終年を盛り上げる。11月30日まで。
トロリーバスは架線から電力を得て走る車両。関西電力は1964年から黒部ダム-扇沢(長野県大町市)間で営業運行している。
キャンペーンでは、記念のロゴマークや黒部ダムのキャラクター・くろにょんをあしらったラッピング車両のトロリーバスを運行。歴代トロリーバスをデザインした記念乗車券も用意する。オリジナルカードの配布や車庫の見学会もある。
映画「黒部の太陽」の上映50周年にちなみ、撮影セットのレプリカ展示も行われる。