高い雪壁に歓声を上げる外国人観光客=弥陀ケ原

高い雪壁に歓声を上げる外国人観光客=弥陀ケ原

富山県 立山黒部アルペンルート アウトドア・レジャー

雪壁 満喫 立山黒部アルペンルート部分開通

北日本新聞(2018年4月11日)

 立山黒部アルペンルートは10日、弥陀ケ原(標高1930メートル)までを部分開通して営業を再開し、観光客は青空の下、雄大な自然を楽しんだ。室堂(2450メートル)手前の「雪の大谷」では除雪が進められており、15日に長野側の信濃大町まで全線開通する。

 観光客ら37人を乗せた立山高原バスの第1便は、ここ数日降った雪の除雪作業のため30分遅れで弥陀ケ原に到着。韓国から夫婦で観光に訪れたパク・サンヒさん(68)は「初めて雪壁を見たが想像以上でとてもきれい」と笑顔で話した。写真を撮ったり山登りをしたりし、思い思いに白銀の世界を満喫していた。

 積雪は弥陀ケ原が5メートル、室堂が7・4メートル。雪の大谷の除雪は9割ほど終わり、雪壁は例年並みの約16~17メートルが期待できるという。恒例の雪の大谷ウオークは4月15日~6月22日まで。

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