上田市真田町長(おさ)の住民が14日、昨年に創建1300年を迎えた地元の石舟神社で祝賀祭を開いた。石舟自治会や神社総代、神楽保存会が神社の例大祭に合わせて企画。15日の本祭り前のこの日は宵祭りと位置付け、神社で舞を奉納したり、地区内で獅子舞を披露したりした。
神社は717(養老元)年に創建されたと伝わる。この日は夕方から、神楽保存会が家内安全を願い、住民に獅子舞を見せて回った。その後、真田地域の小中学生が「浦安の舞」と「豊栄(とよさか)の舞」を神社で奉納した。
同自治会は地区外から移住してきた人も多いといい、滝沢博文自治会長は「(新旧の)住民が交流を深めながら祝賀祭を楽しんでほしい」と話していた。
15日の本祭りは午前11時から、神楽奉納や餅まきのほか、桜の記念植樹を行う予定。