「待庵」の原寸大複製内で茶を楽しむ女性たち

「待庵」の原寸大複製内で茶を楽しむ女性たち

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「待庵」で味わう茶の世界 下諏訪町のハーモ美術館に原寸大複製

信濃毎日新聞(2018年4月15日)

 下諏訪町のハーモ美術館で14日、茶人の千利休(1522〜91年)が建てたとされる国宝の茶室「待庵(たいあん)」の原寸大複製の展示が始まった。7月1日までの間、茶室内で茶も楽しみながら、茶道の歴史・文化に触れてもらう。

 安土桃山時代に建てられた待庵は、京都府大山崎町の寺院「妙喜庵」にあり、国内最古の茶室とされる。複製は2014年、茶室建築などを手掛ける数寄屋大工で陶芸家でもある長野市の北村幸雄さん(63)が造り、各地で展示。同館が定期的に開いていた茶会が今年5月に50回となるのを記念し、初めて展示した。

 黒ずんだ土壁の茶室内は2畳ほどの小さな空間だが、茅野市の野村梧童さん(63)は「中は広く感じた。心が落ち着き、ずっと中にいたいと思った」と話していた。

 待庵だけの見学は千円(小中高生500円)。茶の提供は今月20日までと、5月8〜14日、6月5〜11日の正午〜午後4時で、さらに千円が必要。問い合わせは同館(電話0266・28・3636)へ。

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