日本刀の美しさに参加者が見入った内覧会=13日、新潟市中央区

日本刀の美しさに参加者が見入った内覧会=13日、新潟市中央区

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伝統の美堪能して 「刀剣展」開幕 新潟

新潟日報(2018年4月16日)

 新潟県内の愛好家が所蔵する日本刀を集めた「キラリ新潟〈美〉の刀剣」展が14日から、新潟市中央区の市歴史博物館(みなとぴあ)で始まる。13日は関係者約20人が参加して開場式と内覧会が開かれた。

 日本美術刀剣保存協会新潟支部、新潟日報社などが主催。刀身と刀装具計75点を展示する。刀身は鎌倉時代後期の古刀から現代の刀まで時代ごとの変化が分かるように並ぶ。新発田市出身で人間国宝の刀匠・故天田昭次さんや佐渡市の新保基平さんらの作品もある。

 開場式では新潟支部長の近藤昌敏さん(73)が「日本刀は武器でありながら世界に誇れる日本の伝統工芸だ。美しさを見ていただきたい」とあいさつした。内覧会では近藤さんが「刃文が華やかだ」「よく切れる」などと解説。参加者がじっくりと眺めた。

 6月3日まで。一般500円、大学・高校生300円、小中学生200円。

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