20日に開幕する「2018となみチューリップフェア」に向け、メイン会場の砺波チューリップ公園(砺波市花園町)で、大花壇への日差しを遮り、花の成長を抑制してきたネットが16日、取り外された。公園を管理する市花と緑と文化の財団によると、チューリップの生育状況はほぼ平年並みという。
遮光ネットは花の成長を遅らせ、開花時期を調整するため、3月22日に取り付けた。開幕時に会場全体で約4割が開花し、満開は4月末になる見込み。
同財団が委託した市内の造園会社の10人が撤去作業を行い、アーチ状のパイプに張られた銀色のネットを順に取り外した。
フェアは5月5日まで。北日本新聞社後援。