下諏訪町の下諏訪観光協会は、町の見どころを紹介した観光パンフレットの概要版を作った。現在のパンフレットは20ページで大量発行が難しいため、概要版は6ページに圧縮。掲載情報を絞るとともに表現を見直し、写真は大きくした。1万部作り、町内の観光施設や宿泊施設で配っている。
概要版では、町内の諏訪大社下社春宮、秋宮、1300(正安2)年開山の慈雲寺などを紹介したほか、江戸時代の参勤交代で大名が泊まった「本陣岩波家」や、宿場街道資料館も取り上げ、中山道の宿場町だった町の歴史を伝えている。旅館や温泉を引いた公衆浴場の一覧も載せた。
大きさはパンフレットも概要版もともにA4判。町は今後も季節に合わせ、レイアウトや掲載施設を変えて概要版をまとめる予定。県外で開く観光イベントでも活用する。