網に掛かり青白い光を放つホタルイカ=18日午前3時35分ごろ、滑川市沖

網に掛かり青白い光を放つホタルイカ=18日午前3時35分ごろ、滑川市沖

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神秘の光躍る 滑川でホタルイカ漁最盛期

北日本新聞(2018年4月19日)

 富山湾の春の味覚、ホタルイカの定置網漁が最盛期を迎えている。18日未明、滑川市沖の海中から神秘的な光が浮かび上がった。

 同日午前3時20分ごろ、沖合約2キロの定置網で漁船2隻が作業を始めた。「ほたるいか海上観光」の乗船客が見つめる中、漁師が網を引くと、暗闇に青白い光が揺らめいた。この日の滑川漁港の水揚げは約5トンで、漁港にはホタルイカが入ったかごがずらりと並んだ。

 同漁港の3月の水揚げは過去10年で最少の25・9トンだったが、今月に入って水揚げは回復しており、5トンを超える日が多い。滑川春網定置漁業組合の水橋一仁監事は「例年に比べると、まだ少ないが、これからに期待したい」と話した。漁は6月まで続く。

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