県内で栽培が盛んなキノコの魅力をPRするイベント「ナガノきのこ大祭2018」が21日、長野市若里のビッグハットで2日間の日程で始まった。生産者団体や企業などでつくる実行委員会主催で3回目。キノコ料理の振る舞いのほか、加工食品やキノコにちなんだ雑貨の販売などがあり、多くの人が訪れた。
会場入り口では県産のブナシメジやエノキタケ、ナメコなどを大鍋で煮込んだ「きのこ汁」を提供。2日間で計4千食分を振る舞う予定で、大勢の来場者がキノコのうま味が出た温かい汁を味わった。
イベントは、健康長寿をテーマに食品や住宅など関連企業が出展する「ほっとパル&サキベジくらしと健康の博覧会」の一環として開催。22日午後1時半からは俳優杉浦太陽さん(中野市食の大使)が東京農大の江口文陽教授と対談し、料理を振る舞う。