南砺市福野地域で8月24~26日に開かれるワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2018」に向け、PRポスターやチラシなどに用いるイメージイラストが決まった。
国内外からの応募89点の中から選ばれたのはタンザニアの画家、ヘンドリック・リランガさんの作品。精霊たちが太鼓を鳴らす様子が描かれている。
「新しい年を迎えるお祝い」というタイトルからは村祭りの風情がにじみ、ワールドミュージックの祭典のイメージとも重なることから、採用された。リバレ・ニコラ館長代理は2年後の30回目を視野に「新しい『スキヤキ』を目指しているわれわれの姿勢にも通じる」と話している。
作者の祖父はタンザニアを代表する芸術家として知られるジョージ・リランガさん。2015年、アフリカのアートをテーマに福野文化創造センターで開かれた展覧会に、その作品が出されていた。
今年の「スキヤキ」会期中にはヘンドリックさんの47点を集めた作品展を開催。音楽と共に幅広い外国文化を紹介する。「スキヤキ」は北日本新聞社共催。