ことしの「にいがた国際映画祭」の内容などを語る実行委員会=20日、新潟市中央区

ことしの「にいがた国際映画祭」の内容などを語る実行委員会=20日、新潟市中央区

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6月、にいがた国際映画祭 子どもテーマ未来へ思い

新潟日報(2018年4月24日)

 映画を通じて異文化への理解を深める「にいがた国際映画祭」の実行委員会は20日、今年の映画祭を6月1日から8日間、新潟市中央区で開くと発表した。今回は、子どもが出演するアジアや欧米の8作品を上映する。大学教授らを招いてのトークイベントもある。

 市民ボランティアでつくる実行委員会が主催し、今年で28回目。6月1~3日にクロスパルにいがた、6月2~8日に新潟・市民映画館シネ・ウインドで上映する。

 同市で開かれた記者会見で、永井美津子副実行委員長は「子どもや少年少女が出てくる映画が中心」と説明。2025年の香港を描いた「十年」、チベットの若者を追ったドキュメンタリー「英雄の谷」などを選んだ。永井さんは「子どもが出る映画を見て、前向きに未来を見詰めてもらいたい」と話した。

 トークイベントは3日、「十年」と「英雄の谷」の上映後にそれぞれ開催。「十年」では、立教大の倉田徹教授が香港の現状などを解説する。「英雄の谷」は、同作品のカシャムジャ監督の友人で、新潟に留学経験もあるワンマツェダンさんが、舞台になったチベットを語る。

 実行委メンバーで、国際映像メディア専門学校の田中健太郎さん(20)は「毎年、若い人が少ないので、学生さんたちにもぜひ来てほしい」と呼び掛けた。

 前売りは1回券千円。4回券3千円。上映会場やファミリーマート店頭端末などで購入できる。当日券は1100円で、会場のみで販売。問い合わせは実行委、080(3312)8699。

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