新緑に包まれたカフェで、津田さん(左から2人目)らと食事を楽しむ関係者=宇奈月ダム

新緑に包まれたカフェで、津田さん(左から2人目)らと食事を楽しむ関係者=宇奈月ダム

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宇奈月ダムに「カフェ」登場 GW限定で営業

北日本新聞(2018年4月27日)

 県内の若い女性の視点で黒部市宇奈月温泉の魅力を発掘する「宇奈月女子化プロジェクト」のメンバーが大型連休中、同市の国土交通省・宇奈月ダムの展望台に「カフェ・ド・ダム」をオープンさせる。26日はカフェがプレオープンし、訪れた人たちが黒部峡谷の新緑を眺めながらスイーツやコーヒーを楽しんだ。

 地元の若手経営者でつくる宇奈月100年会(中島昭彦代表幹事)が2015年にこのプロジェクトを始めた。射水市、富山市などの女性がメンバーになっている。

 津田奈由子代表(28)=射水市=が、宇奈月ダムを管理する黒部河川事務所にカフェを提案し実現に至った。同事務所によると、ダム本体上部にカフェを設けるのは、北陸地方にある国交省管轄のダムで初めてという。

 30日と5月3~6日の計5日間、午前10時から午後3時まで営業。コーヒーなどの飲み物をはじめ、パンのブランチセットや、スイーツのティータイムセットを用意する。

 ダム湖「うなづき湖」に映る新緑を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしてもらう。売り上げは今後のプロジェクトの活動に生かす。

 津田代表は「ぜひ地元の皆さんに宇奈月に足を運んでもらいたい」と話した。雨天や強風時は中止する場合がある。

 問い合わせはプロジェクト事務局、電話050(5328)8484。

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