阿南町北条の「平石農場」で、大型連休を前に菜の花が見頃を迎えている。27日は広さ1・3ヘクタールの畑一面に黄色の花が広がり、隣の天龍村の熊伏(くまぶし)山(1653メートル)を望めた。5月6日午後3時まで開園し、農場を運営する住民有志グループ「野良舞夏(やらまいか)ひまわり倶楽部」が整備したあずまやで休憩できる。
農場では製油用のヒマワリを栽培する前に、菜の花を育てている。あずまやではヒマワリやエゴマの油を販売している。倶楽部代表の木下喜久雄さん(69)=阿南町富草=は「風通しが良く、風が爽やか。ゆっくり楽しんでほしい」と話していた。
運営協力費として1人300円を募っている。